井戸さらい

大地の再生講座では、井戸さらいもします。
講師の矢野さんは井戸屋さんに弟子入りして修行したそうです。
井戸は簡単なんだけど、ちょっとしたコツと気を付けないといけないことがある、と。

 

先日、東京で行われた井戸さらいの講座レポートです。

こんばんは、押田です。

 

こちらは、東京都世田谷区某所。

 

皆さん何か下の方を覗き込んでいます。

何をやっているところかというと、、、

 

井戸さらいです。

深さは約10m。

上部はコンクリートになっていますが、江戸時代からあるという、素掘りの井戸です。

本来であれば、定期的に井戸さらいをすべきだといいますが、今の時代、なかなかそうもいきません。

井戸の底からは、周りの崩れた土や長年の泥あくが溜まっていました。

 

バケツに泥をすくい、ウインチで上げて一輪車に10台近く。

 

 

ある程度、泥を取りきると、砂利の層に到達しました。

 

 

 

 

 

 

 

井戸に入り、作業をしていたのは、大地の再生講座での矢野智徳さんでした。

昔はほとんどの家に井戸がありました。

 

 

その井戸がある事で、敷地内の空気と水が動き、周辺の木々にも良い影響を及ぼしている。

それはある意味、大きな点穴にも例えられます。

 

「今では、どんどん埋められてしまっている井戸の存在価値は、益々高くなる。

東京の中での井戸を守っていくことで、東京の環境は守られる。」

そう矢野さんは力説します。

 

 

井戸さらいの作業が一段落し、地下深くから戻った矢野さんの第一声は、

「地上は暑い!」でした。

 

 

 

 

 

深さ10mの井戸の下の温度は何度なのか?

 

地下の温度を測ってみると、

井戸の底は、16度を表示!

この日の東京の最高気温は33度でした。

地下深くは本当に別世界です。



 

関東甲信越支部 押田大助さんのレポートでした。

 

*

 

井戸は使えば使うほど、地中の空気が水と一緒に動くため
周りの環境がどんどん改善されるのだとか。

 

昔おばあちゃんの家で、すいかやきゅうりを井戸水で冷やしたときの美味しさや冬に覚悟して触った井戸水が、ふわっと温かかったことを思い出しました。

 

水が流れている様子はそれだけでわたしたちに豊かさをイメージさせてくれます。

何千年と育まれた自然の恵みをごくごくといただける、日本はあらためて豊かな国ですね。

 

街のあちこちで井戸水が汲めて、

井戸端会議も復活したりしたら

地域のコミュニティも活気にあふれそうですね。
潤いのある都市、街づくり、里山のくらし、魅力的です。

 

*

 

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